18/07/04 21:14:20.42 nmHLV4HT.net
ここ、1,2日、学歴板の昔の大学のスレを読んでいたのですが(アラシを誘導すると学歴板の
住人に迷惑なのでリンクしません)、リンクの資料を再読していました。
1970年代の新設国医設置に対して、時の文部大臣は、私立医大は「社会正義」の観点から容認
出来ない行動をしている、と言っていたんですよね。ある程度の人々は、この感覚を持っている
わけですから、好き好んで慶応、自治医を除く私立医に入学などしなかったわけです。
ファイバースコープの国産化、そして、世界初の気管支ファイバースコープの開発をしたメーカーの
オーナー一族が、いくら金を持っていても子供たちを私立医に入れていない理由を不明と書きましたが、
それなりの理由はあるわけです。
まして、当時のファイバースコープの納入先は、大学と基幹病院のみ。使用する医師は、主に東大、
慶応、千葉、東北(山形内科)、京府(増田内科)などが先行していたわけですから。
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第5章
URLリンク(www.zam.go.jp) の p.111
(前略)坂田文相自身、不正入学や多額の寄付金を徴収している私立医大を忌避し、「社会正義」の
ためにも「なんといたしましても国立の医科大学あるいはまた医学部というものはぜひとも
つくらなきゃならない」とのべてはいたものの(後略)