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古代の地中海世界 - 暇つぶし2ch224:世界@名無史さん
14/04/24 00:09:20.64 0.net
フェニキア文字
URLリンク(ja.wikipedia.org)


親の文字体系
まず、エジプト神聖文字(ヒエログリフ)から原シナイ文字が生じた。紀元前1500年頃からシナイとレバントで、恐らく初期西セム語(英語版)の話者が用いるようになった。
それがカナンで紀元前1400年頃から原カナン文字へと発展し、カナン語 (北西セム語) の表記に採用された。

系譜(俺編集)
フェニキア文字の原カナン文字は連続性が強い為、違いは字形や年代だけなので、
便宜的に紀元前11世紀半ば以降の物をフェニキア文字と呼んでいる。


音素文字の拡散

知られている最古のフェニキア文字による碑文はアヒラムの墓碑銘と呼ばれ、アヒラム王の棺に刻まれている[3]。
フェニキア人による音素文字の採用は非常な成功を収め、様々な変種が地中海で前9世紀頃から採用された。
さらには、ギリシア文字、古代イタリア文字、アナトリア文字、イベリア文字へ発展していった。その成功の理由の一つは、音声的特徴にあった。

フェニキア文字は一つの記号で一つの音を表す文字体系としては、初めて広く使われたものである。
当時使われていた楔形文字やエジプト神聖文字等の他の文字体系では多くの複雑な文字が必要で、学習が困難であったのに比べて、この体系は単純だった。
この一対一方式のおかげで、フェニキア文字は数多くの言語で採用されることになった。

フェニキア文字が成功したもう一つの理由は、音素文字の使用を北アフリカと欧州に広めた、フェニキア商人の海商文化であった[4]。
実際、フェニキア文字の碑文は遥かアイルランドにまで見つかっている。

フェニキア文字の碑文は、ビブロス (現レバノン) や北アフリカのカルタゴのような、かつてフェニキアの都市や居留地が多数あった地中海沿岸の考古学遺跡で発見されている。
後にはそれ以前にエジプトで使われた証拠も発見されている[5]。
文字は元来尖筆で刻み込まれていたので、殆どの形状は角張って直線的であるが、より曲線的な物が次第に使われるようになり、ローマ時代北アフリカの新ポエニ文字へと発展していったと後に証明された。
フェニキア文字は通常右から左に(右書き)書かれたが、牛耕式で書かれた文章もある。


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