14/04/12 00:36:12.83 0.net
ビブロス
バアル・シャミンとバアラト・ゲバル
シドン
エシュムンとアスタルテ
ティルス
メルカルトとアスタルテ
カルタゴはティルスの神々が後に
バアル・ハモンとタニト(アスタルテの尊称の1つが独立化)
あとメルカルトについて 「オリエントの世界の発展(世界の歴史4)」中央公論社から
ウガリットのバアル神話にみられる死からの甦りの物語は自然界の再生をテーマとするが
これはビブロスの若神アドニスの神話を生む一方、アルファベットとともにフリュギアに伝えられて
アッティス神話の形成に影響を及ぼした。この若神はティルスではメルカルトと呼ばれ、
その英雄的行為のゆえに、ギリシアのヘラクレスと同一視された (フェニキアの項)
メルカルトは人類を救済する英雄としての神話が伝えられている。フェニキア人の神々の歴史
において第5代目の神であり、生誕時には将来の英雄にふさわしく捨子伝説の主人公であった。
長ずるに及んでギリシアの英雄神ヘラクレスと同じく数々の功業を成し遂げるが、その中心
テーマは人類の救済であった。このようなメルカルト崇拝はアレクサンドロスの時代には、
フェニキアはもとより地中海域や地中海アジア全域に広まっていた
(アレクサンドロスのティルスの項)