16/02/25 22:20:34.27 .net
そこまで難しいことを言っているのではない。テレビゲームに例えれば、
人生は1面をクリアーしたら2面があるよ、と言っているだけなのだ。
1面から2面に移るときに何が起こるかというと、オペレーティングシステムの入れ替えがある。
2面でどんなソフトを走らせるかは各人の自由だが、以前よりソフトがサクサク動くようになる。
それだけでなく、人間の抱える多くの根源的問題がかなり解決する。死への恐怖も限りなく薄くなる。
では本題の其処に至るにはどうすればいいか。
抹香臭い各種ルートでももちろん可能だが、線香臭いルートじゃないものも存在する。
実際私も、ジャン・リュック・ゴダールの言葉が決め手となった。
「わたしは何も創造していない。組み合わせているだけなんだ」という言葉。
私もこの言葉を受けて組み合わせてみた。自分では何も作り出さないように。
ジグソーパズルを想像してみるといい。自分で作り出そうとするとそれは完成しない。
自分の都合の良いこと悪いことに関わらず、あるべき物があるべき位置にあるように、ただ組み合わせていく。
このジグソーパズルが特殊なのは完成するまでその実態を表さないことだ。
何が描かれているか全く分からない。ただ、形だけを頼りにひたすら組み立てていく。
そして最後の1ピースを差し込んだとき、ディスプレイが初めて起動するように其処に何かが映る。
その瞬間は実にエキサイティングだ。世界が変わる。当たり前だ。自分を包み込む世界とは
何処までも自分の脳が認識する主観的世界観に過ぎないからだ。
もちろん強制はしない。ただ、此処からの景色は実に見晴らしが良いよ、と言っているに過ぎないのだ。
其処が三階席なのだ。