16/04/13 04:02:48.15 b+lDSMoy.net
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◆マクドゥーガル報告書 ・・・・ 「国連の立場を示すものではなく、決議での【歓迎】は必ずつくもの」
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<座談会> アジア女性基金と私たち
URLリンク(www.awf.or.jp)
大沼 保昭 アジア女性基金呼びかけ人・理事
横田 洋三 アジア女性基金運営審議会委員
和田 春樹 アジア女性基金呼びかけ人・専務理事
※「P10 国連での討議」から抜粋
【横田】
・・・・九八年六月に、今度はマクドゥーガルが私が出ている人権小委員会に「戦時における女性に対する暴力」の報
告書を出しました。
これはクマラスワミの報告書をある程度下敷きにして、マクドゥーガル自身ももともと弁護士ですから、法律的に細かい
議論をして、日本は国際法的に謝罪し、賠償し、それから今後こういうことを二度としないたの予防策をとる責任がある
ということを書いたわけです。
ただ、国連の特別報告者の報告書というのはどういう位置づけかというと、日本でメディアやそれからNGOの人たちが、
これが国連の報告書だということで、いろいろと日本政府に圧力をかけるための、一つの材料にしたわけですが、
実際は、報告書というのは、国連の機関である人権委員会、あるいは人権小委員会が審議するための材料を提供す
るというもので、国連の立場を示す文書ではありません。だからそれ自身が、国連によって権威を認められ、完成され
ているというふうに位置づけられているわけではないのです。
このことは国連の各委員会にかかわっている人たちはみんなよくわかっていることです。私も何度も報告書を書きました
けども、そういう扱いなのです。
しかし、特別報告者が書いた報告書というのは、大変な時間と労力をかけて書いているから、決議では必ずウエルカム
(歓迎)になるのです。