17/08/15 23:10:48.76 IY+qsslm.net
拓郎の唄で否定されて知識人は下らないとか、本を読むのはださいとか、考えこむのは
ださいとか、言われて一時期その気になったけど。
でも彼の唄を真に受けてああいうものを一切否定するのは結局自分を貧しくするだけだと
思い、俺は真に受けないことにした。で、知識人でも色々だということを知ったし、色んな本
があることを知った。考えこむことの意味も覚えた。
今思うと或る時期に彼の唄のメッセージを真に受けず、自分の道を模索したことは
良かったと思う。あのまま真に受けてたらおそらく貧困な内面性しか持てなかった。で、
いつまでも彼を崇めてるようなことにしかならなかった。
当時の彼の言動の勢いに押されて、同時代のマイナーな歌や重たい文化はかなり
損してしまった。彼はマイナーで重たい文化は根こそぎ嘲笑い、足蹴にしていたから。
今必要なのは彼の存在で否定され埋もれてしまったものたちに気づいて行くことだと
思う。