20/12/29 22:12:04.36 4V2LAAZa0.net
>>305
今現在の小林誠氏は全くの危険人物ではないという断りは入れときますね。
しかしですね、背徳は蜜の香り、なのですね。
常識を重んじて生活を送る中で、ふと過る悪徳の芽生え。
いつもおばあちゃんがニコニコ顔で迎えてくれる駄菓子屋。おばあちゃんがよそ見している間、欲しくもないお菓子をポケットの中に隠して何食わぬ顔で店を出る。その瞬間に何とも言えない快感に溺れませんか？
そして快感の後に襲ってくる罪の意識。
おばあちゃんゴメン。次ははちゃんと買いますから許してください。教会の懺悔の部屋で神父に罪を告白するような気持ちですね。
そして暫くして再び駄菓子屋に来店。またおばあちゃんがよそ見している…震える手を拳に変えて売り物のおせんべいを粉々に壊していく。これが犯罪の原点ですよ。
人は誰しも背徳感を背負って生きているのですよ。小林誠氏だけではない。俺だって君だって必ず何かやらかしているはずですよ。
そしてその記憶は決して消える事がなく悪夢となって何度も蘇ってくるのですね。
俺は過去に何か悪いことをやった筈だ…だけれども具体的な罪の内容は忘れてしまった…魘されるが如く曖昧な記憶に苦しめられるのですね。それを原罪と呼ぶのでしょう。
もし小林誠氏が悪徳を重ねていたのならば、それはあやふやな原罪の意識を明確化させる為に行ったのでしょう。私の悪徳とは何だろう？と。小林誠氏は己の闇の部分と対峙したのですよ。それはセルフエクソシスト。
小林牧師が自身の中に眠る悪魔と対決していたのですね。
自身の闇の部分を見つめる事はとても辛い事ですよ。しかし小林誠氏はそれをやってのけた。凄い！凄い！小林誠氏！スッキリしたね！ですね。