21/02/17 09:38:18.73 SO3R03A+.net
>>178
ハリス氏は海軍軍人として湾岸戦争など数々の軍務に就いて優秀な成績を残し、
太平洋艦隊司令官、太平洋軍最高司令官などを歴任して、その間に海軍大将となった。
ところが太平洋軍司令官として議会の公聴会などで中国の軍事的な膨張への警告を発する
ようになると、中国政府内外から「ハリス氏が反中の姿勢をとるのは日本人の血を
受け継いでいるからだ」というような民族差別丸出しの糾弾を受けるようになる。
しかしハリス同氏は米国内では超党派から高い敬意を表され、
退役と同時にトランプ大統領からオーストラリア大使に任命され、
その後、韓国駐在のポストを与えられる。
2018年6月に、ハリス氏は韓国駐在米国大使としてソウルに赴任した。
大統領選の結果にかかわらず辞意することを表明
当時、米国と韓国の間では、在韓米軍経費負担問題に加えて、
韓国政府の日本との軍事情報保護包括協定(GSOMIA)破棄の動きをめぐって、
トランプ政権が韓国に厳しい要求をぶつけるようになっていた。
ハリス氏は当然、米国大使として本国政府の意向を韓国政府に伝えることとなったが、
その大使の言動に韓国側官民から感情的な反発が浴びせられた。
その反発はいつもハリス大使の母親が日本人であることに絡んでいた。
ハリス氏がソウルに赴任してから口ひげをはやしたことに対しても、
韓国側の活動団体や国会議員までが
「ハリス氏の口ひげは、韓国を弾圧した日本の歴代の朝鮮総督を連想させる」と非難した。
そしてその種の非難はいつも「ハリス氏は母親が日本人なので韓国に対して
特殊な反感を持っている」という類の民族差別的な罵りと一体になっていた。
ハリス氏が完全な米国人であり、母国である米国の対外主張を誠実に履行しようとする
外交官であるにもかかわらず、である。
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