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中国・環球時報は1日、沖縄の地方紙・琉球新報がこのほど、琉米修好条約160周年を記念した特集で、
「琉球処分は国際法上、不正」と指摘する日本の学者2人の意見を紹介したと報じた。
琉球新報の報道について、沖縄大学の劉剛教授は7月31日、環球時報の取材に対し、
「こうした観点はだいたい、沖縄の人か左翼の人が持っていたものだ。日本の法律の専門家が次々とこうした考えを示すことは異例だ」と指摘した。
琉球新報の報道によれば、恵泉女学園大学の上村英明教授と神奈川大学の阿部浩己教授(国際人権法学会理事長)は
「1879年の琉球処分は国際法上、不正であり、主権回復については今も追及が可能だ」と指摘している。
こうした見解に対して日本の外務省担当者は「コメントは難しい」と書面で回答したが、否定はしなかった。
日本の大手メディアは反応しなかった。
沖縄大学の劉剛教授は環球時報の取材に対して、「今回の報道は琉球が自己決定権を取り戻すべきとの議論を活発にさせるだろう。
また、琉球自立・独立運動の最新の根拠となる」と指摘。その上で、「現在は議論だけだが、実際に法的な手続きに入るまでにはまだ、
各方面の力が必要だ。沖縄県議会が関連の議案を提出すれば、日本政府が法的手順に入り、
政府は沖縄の地位の問題について県民投票を行うことに同意するだろう」と語った。
この報道内容が中国で伝わると、同国のインターネット・ユーザーたちから様々な意見が上がった。一部を拾ってみる。
「衝撃のニュース」
「中国は全面的に琉球独立を支持するべきだ。独立すれば釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)問題は簡単に解決する」
「琉球が独立するかどうかは中国とは関係ない。だが、釣魚島は永遠に中国のものだ!」
「琉球独立を支持する。米軍は琉球から、地球から出ていけ」
「日本は琉球人民に自由と文化、主権を返せ」
「琉球の先住民は中国の福建一帯から海を越えて移住した人々だ。だから明治の前まで彼らの衣装は中国漢代、明代のものだった」
「感激した!日本にも正直で正義感のある人はいるんだな。右傾化する日本では珍しいだけで」
「中国は琉球独立を支援する」
「タイトルからして、在日中国人の専門家の意見っぽい。本当の日本人ならそんなこと言わないでしょ」
「明らかに中国人、もしくは日本籍の華人の意見」
「こんなことは地方紙しか書かないし、たいした影響はない。日本の主要メディアは黙殺でしょ。日本人は歴史を知らないのではない。
忘れて、改ざんし、抹殺することを選んだのだ、ということが分かる」
(編集翻訳 恩田有紀)
XINHUA.JP 8月2日(土)0時45分 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)