【映画】大林宣彦監督「新人の女優さんは、手垢がついていないから自分だけの恋人になるんですよね」at MNEWSPLUS
【映画】大林宣彦監督「新人の女優さんは、手垢がついていないから自分だけの恋人になるんですよね」 - 暇つぶし2ch1:ムネオヘアーφ ★
12/06/24 10:28:29.11 0

の度、6月9日(土)より大ヒット公開中の映画『シグナル~月曜日のルカ~』で、本作の監督を務めた谷口正晃
監督と大林宣彦監督との対談イベントを行いました。大林監督の代表作といえば『時をかける少女』。谷口監督
は、同作を仲里依紗主演でその名作に新たな息吹を吹き込みました。まだ演技経験が浅い女優さんの演出につい
て、そして映画そのものの魅力、映画愛についてを熱く語っていただきました。


●大林監督の新作『この空の花』の現場を訪れて―。
谷口監督:僕が昨年、新潟で撮影した時、ちょううど大林監督も新作の撮影のタイミングで、現場にお邪魔さ
せていただきました。先日映画を拝見させていただきましたが、大林監督の撮られる映画はどんどん若返ってい
かれますよね。
大林監督:よく海外に方に、どうしてあなたみたいな老人が、こんな若々しい映画を撮られるかと聞かれます
ね。それに対して、僕は、「ベテランの老人だからね!」と答えるんです。

●役者の魅力を最大限引き出す秘訣とは―。
谷口監督:今回の主演の三根さんは演技が初体験だったので、撮影前に1か月間リハーサルをしました。演技す
る、ということは恥ずかしさが伴うものだと思うのですが、それを取り払うことから始めました。今回、新人の
役者さんだからこその切実なものがスクリーンに映っていると思います。彼女はすごく強い目を持っています。

大林監督:実は演技させる方が恥ずかしいんですよね。新人の女優さんというのは、手垢がついていないんで
すだから自分だけの恋人になるんですよね。惚れなければ映画は撮れない。この子のために死ねる、というくら
いの覚悟をもって挑めば、ちゃんと女優さんはそれに対して応えてくれる。映画というのは恋の記憶だと思って
います。その一種の「秘密」を発見できることが映画を観る楽しみでもあると思います。他の人では見つけられ
ない部分、自分だけが見出した魅力を撮るという意味で、僕は『時をかける少女』ではその部分をしっかり映し
出せたと思います。世の中の男性が嫉妬するくらいの魅力を引き出す、ということが映画を撮る醍醐味ですよね。

:URLリンク(www.cinematopics.com)


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