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禁止薬物の使用について議会で虚偽の証言をしたとして起訴された米大リーグ（ＭＬＢ）元投手、ロジャー・クレメンス被告（４９）の公判が１日、ワシントンの連邦地裁で開かれ、
元同僚のアンディ・ペティット投手（３９、ヤンキース）が証言台に立った。
ペティットは長年の友人であるクレメンス被告の現役時代、薬物疑惑関与が取り沙汰されているブライアン・マクナミー・トレーナーのもとで一緒にトレーニングを積んでいた。
証言台に立ったペティットは陪審員に対し、１９９９年か２０００年のオフシーズンにヒューストンでトレーニングをしていた際、
「（クレメンス被告が）回復を助け得るヒト成長ホルモン（ＨＧＨ）を使ったと話していた。自分が覚えているのはそれだけ」と証言した。
ペティットは検察官の質問に、その会話とおそらく同じ日に、ＨＧＨの使用について自分がマクナミー・トレーナーと接触したと証言した。
ペティットは、２００２年と２００４年にけがからの回復を図る目的でＨＧＨを使用したと説明。
また２００５年、アストロズの春季キャンプ中に薬物使用疑惑が持ち上がっていた頃、ペティットが「ＨＧＨを使用したと言わなかったか」と尋ねると、クレメンス被告は「いや違う、妻が使ったと言った」と答え、それ以上は追及しなかったと述べた。
またペティットは、ＨＧＨが効くかどうかは不確かで、使ったことを悔やんでいるとも証言。
クレメンス被告が薬物を使うところを見たことはなく、「練習の虫でパーフェクトに近い技術があり、レパートリーでは誰もかなわない」と述べた。証言中に被告と目を合わせることはなかった。
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)