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政府が沖縄に基地を押し付ける理屈としてよく使われる「抑止力」。反復帰論の詩人、川満信一さんは「日本本土の防衛や抑止という理屈は本土決戦に備え、沖縄という前線を見殺しにする論理が隠されている」と話す。
戦争では真っ先に沖縄の人に死んでもらい、防波堤になってもらうことが「抑止力」の意味というのだ。沖縄が「捨て石」にされてきた歴史感覚からくる洞察だ。
差別と言えば有色人種差別のような対面的差別を想起しがちだ。沖縄の場合、生活水準は本土に近づき、そうした差別は薄れている。だが生活を「本土並みに」と注ぎ込まれてきた振興策や基地関連予算が、有事(戦争)の際に命を犠牲にすることが条件ならどうか。
平時の基地負担だけでなく、そこには決定的な、命の重みへの差別がある。
琉球新報2010年5月21日
URLリンク(ryukyushimpo.jp)
「沖縄差別」を取り上げて大和を糾弾したのは琉球新報であって俺ではない。