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全日本柔道連盟（全柔連）の３１日の会見では、外国人記者から「日本の柔道の指導には
暴力は付き物なのか」という質問も飛び出し、この問題は海外メディアにも注目されている。
「今回の事件は日本人の国民性がよく表れていると思いますね」と、
在米ジャーナリストのピーター・パトリック氏がこう言った。
「日本人は米国人と比べて勤勉で慎み深い。仕事もスポーツもコツコツと努力する。
けれども自分たちにとって不都合な出来事が起こった場合の対処は百八十度異なる。
なんとかして隠そう、ごまかそうとする。そういう隠蔽体質がある。
今回の事件もＪＯＣや柔道連盟は当初、事件をなかったことにしようとした。
この期に及んで五輪招致なんて信じられません。米国は問題が起これば、徹底して膿を出す。
メジャーリーグは筋肉増強剤の使用に関して、ミッチェル元上院議員を中心に２年近くかけて調査させ、
選手の実名を公表した。事件が起これば、第三者機関が白黒ハッキリさせます」