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新型肺炎原因 警鐘鳴らした中国・武漢医師死亡
毎日新聞 2020年2月7日 東京夕刊
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李文亮さん=共同
中国政府は7日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が湖北省武漢市などで73人増えて636人、感染者は3143人増えて3万1161人になったと発表した。さらに同日未明、原因不明の肺炎について医師仲間のグループチャット上でいち早く警鐘を鳴らしながら、公安当局に「デマ」を流したとして摘発された武漢市の男性医師が新型肺炎で亡くなったと、勤務先の病院が公表した。医師の言論を封じた当局への非難の声が一層強まっている。
亡くなったのは、武漢市中心医院の眼科医、李文亮さん(33)。新型肺炎患者の治療にあたり、自らも感染して1月12日に入院。2月6日夜に危篤状態に陥り、7日午前3時前に亡くなった。世界保健機関(WHO)はツイッターで「我々は李医師の死を深く悲しみ、新型肺炎への取り組みをたたえる」と追悼した。
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