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西部邁「現在証言」廣済堂出版 , P93, 1990年について
>このように前近代的な由来を持つとはいえ、人頭税は近代的な税制でもある。
>というのも、近代を彩る重要な価値観は個人主義、平等主義であるからだ。
>1人あたりの等額の税、これこそまさに個人間の平等をありありと表現する理想的な税だというしかない。
>より正確にいうと、人頭税は「機会の平等」という考え方に相応する税である。
>これに対し累進所得税のようなものは、いくら稼いでもどんどん税金でもっていかれるのであるから、
>「結果の平等」という考え方にもとづいている。つづく