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市営住宅の家賃滞納・居座り 奈良市職員に強制執行
市営住宅の家賃を滞納し、立ち退きを命じる判決が確定した後も
居座り続けている奈良市の職員に対し、奈良地方裁判所が強制執行に踏み切りました。
午前１０時過ぎ、奈良地裁の執行官らが市営住宅に立ち退きの強制執行に入りました。
奈良市滞納整理課にいた職員は、自ら住む市営住宅の家賃５２か月分、
およそ２５０万円を滞納していました。
奈良市は職員との契約を断ち切り、立ち退きを求めて提訴。
職員は市側の提訴後、滞納家賃を支払い住宅の明け渡しに応じていませんでしたが、
今年６月、最高裁判所で市側の勝訴が確定しました。
奈良地裁は１２日、「滞納を繰り返し、契約の信頼関係は破壊している」
とされた確定判決に従い、明渡しの強制執行に踏み切りました。
(11/12 12:18)
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