18/07/26 11:39:27.09 S5MO9WX00.net
夢の中で僕は自販機本の編集者で、酷暑の中、渋谷区にある平田さんの豪邸前を張っていました。
噂された浅倉一男さんとの蜜会をＦＦとか、そういうことは写真週刊誌の記者がやることなので、
アングラ自販機本らしく、ゴミを回収して誌面に載せようとしていたのです。
その夢の世界では、平田さんは大女優になっていたので、雑誌は評判をとって売れると思いました。
しばらくすると、大女優の家らしくお手伝いさんがゴミ出しに門から出てきたのですが…、
よく見るとそれは、書泉ブックタワーでのイベントの時のメイド服を着た平田さんでした。
家の中に戻ったのを見計らって、出されたゴミ袋を回収して中を漁ると案の定、
酒豪女優の評判通り、日本酒の紙パックなんかが大部分を占めていましたが、他のものもチラホラ。
こっちの世界で誌面掲載された山口百恵さんのゴミと同じく、使用済のタンポンもありました。
スーパーのレシートも何枚かあって、買い物の項目は値引品が多く、紙パックの安酒もですが、
豪邸も建てた大女優なのに質素な暮しをしている平田さんに好感を持ちました。
おそらく、アイドルから演劇時代の苦しい生活で、倹約が身についているのでしょう。
お手伝いさんを雇わず、自分でメイド服を着てゴミ出ししてるのも、倹約なのかもしれません。
豪邸も、自分の為というより、女手一つで育ててくれたお母さんを呼ぶために建てたのでしょう。
ラーメンがささやかな贅沢のようで、有名ラーメン店のレシートも沢山出てきました。
でも、好感を持ったとはいえ、金儲けのためには誌面掲載を見送るわけにいきません。
さらにゴミをチェックすると、ビリビリに破かれた写真も出てきました。
パズルを繋ぎ合せてみると、それは仲が良かった頃に一緒に行った旅先での佐藤寛子さんの写真でした。
ところどころ、針で突かれたような穴も…。やはり彼女との関係は修復不可能のようです。
アイドル時代のDVDで着ていた、見覚えのある小さな水着も沢山捨てられていたので、
佐藤さんの写真が破られていたのと共に、無常感に胸を締め付けられ、寂しい気持になりました。
水着を捨てて脱ぐという、一抹の期待は持てましたが、もう露出はしないということなんでしょうか？
とりあえず誌面的にネタも充分取れたので撤収しようとしたのですが、観測史上最高気温も更新した
酷暑での張り込みに熱中症になったのか、そこで意識が遠くなっていき…、白衣で門から飛び出してきた
平田さんを、横倒しになっていく視界の隅に捉えたまま、倒れてしまったのです。
気が付くと僕は、豪邸の門前で、アキバレンジャーの平田看護師に介抱されていました。
「門の前で倒れそうになっていたから、急いで白衣に着替えて出てきたんです」と平田さん。
ゴミ出しするにも他人を介抱するにも、メイド服や看護服にいちいち着替える女優魂にも感心しましたが、
困ってる人を放っておけない、清く正しく美しい平田さんのゴミを誌面に載せて金を稼ごうとしていた
自分の浅ましさが恥ずかしくなり、性格の悪そうな別の大女優のゴミを漁り直しに行くことにしました。
どうです平田さん、こんな僕と結婚すれば、この夢のように大女優になっても、スキャンダルとは無縁で、
信頼する夫に全てを曝け出し、公私共に安心して充実した人生を過ごせるとは思いませんか、平田さん！