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米国のキャラクターライセンス会社4キッズ・エンタテインメント(4Kids Entertainment)が、
日本の『遊戯王』のアニメ、キャラクター事業を当面継続することになりそうだ。4キッズは、
1月5日、米国破産裁判所が、4キッズが日本のADKとテレビ東京から供与を受けている
『遊戯王』のライセンスが有効であることを支持したと発表した。
同社によれば、破産裁判所はADKとテレビ東京によるライセンス供与停止の通告は
有効でないと判決を下した。また、4キッズは引き続き欧米における『遊戯王』のライセンス
ビジネスを続けることが出来るとした。
4キッズは長年、『遊戯王』の海外ライセンスを日本の広告代理店ADKとテレビ東京を通じて、
獲得してきた。海外で人気の高い作品であることから、同社の主要事業になっている。
しかし、2010年に行った監査から、ADKとテレビ東京は、4キッズが本来は両社に支払われるべき
ロイヤリティの一部480万ドルが支払われていないとし、その支払いを求めている。また、
この未支払いを理由に、2011年3月末に4キッズに対してライセンス供与の停止を通告していた。
一方、4キッズは、ライセンス供与の停止を無効主張している。また、事業不振やライセンサーとの
論議が起き、経営の見通しが不確実になったことを理由に、 4月初めに連邦破産法第11条の
適用を申請していた。この結果、両サイドの主張は、破産裁判所の判断を仰ぐことになった。
破産裁判所での論争は今後も続く見通しである。しかし、日本サイドにとっては、厳しい法廷での
スタートとなった。
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