24/02/02 14:17:00.71 3jiIZ1yL.net
>>347
>>>338
>>関数の不連続点全体の集合のルベーグ測度がゼロならば
>>リーマン積分可能であることもわかる。これを証明してみよ。
>本当?
本当です、というか
そこは >>345 西谷達雄,阪大 下記です
URLリンク(www4.math.sci.osaka-u.ac.jp)
Lebesque積分
P14
定理1.5.1 f(x)がRiemann積分可能であるためにはf_(x)=f ̄(x),a.e.となることが必要十分である.
P15
定理1.5.2 (Lebesgue) f(x)がRiemann積分可能であるための必要十分条件はf(x)の不連続点の集合が零集合となることである.
証明:最初にf(x)がx=x0で連続であるための必要十分条件はf∼(x0)= f(x0)=f∼(x0)の成立することである.
まずこれを確かめよう.
略
従ってf(x)はx=x0で連続である.
さて定理の証明に移る.f(x)をRiemann積分可能とすると,定理1.5.1よりf∼(x)=f_(x)=f(x)=f ̄(x)=f∼(x),a.e.従ってf(x)は殆ど至る所連続である.
逆にf(x)が殆ど至る所で連続とする.このとき,殆どいたるところf∼(x)=f∼(x).従ってf_(x)=f ̄(x),a.e.ゆえに再び定理1.5.1よりf(x)はRiemann積分可能である.
(証終)