ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ6at MATH
ガロア第一論文と乗数イデアル他関連資料スレ6 - 暇つぶし2ch336:132人目の素数さん
24/02/01 18:43:54.44 nkXreRAg.net
>>333
なるほど
まだ、やる気かなw
ではww

(参考)>>305
URLリンク(www4.math.sci.osaka-u.ac.jp)
西谷達雄,Department of Mathematics Osaka University
URLリンク(www4.math.sci.osaka-u.ac.jp)
Lebesque積分 講義録

P2

f(x)を区間[0,1]上の関数とするとき,f(x)の導関数f0(x)は関数列fn(x)=n(f(x+1/n)-f(x))のn→1のときの極限関数であり,f(x)の原始関数(の一つ)は関数列Fn(x)=Pn k=1f(kx/n)x/nの極限関数である.このように,関数列の極限として新たな関数を導入する,という考え方は解析学の真髄といってよい.Riemann積分は,この関数列の極限操作との相性があまり良くない.これらのことから予想されるように,Lebesgue積分は,関数列の極限を考える,という操作と(Riemann積分に比べて)相性がよく,様々な議論が簡略になる.Lebesgue積分が必要とされる基本的理由のうちのもう一つを説明しておこう.微積分学で学んだように,実数の全体は完備である,すなわち隙間なくつまっている,このことは微積分の展開における礎石であった.このことは,Cauchy列は必ず収束する,ということと同値でもあった.さて,[0,1]区間上でその絶対値がRiemann積分可能な関数の全体を考えてみよう.このような2つの関数f(x),g(x)の間の”距離”を
∫ 0~1 |f(x)-g(x)|dxで測ることは自然である.

今[0,1]上Riemann積分可能な関数列{fn}がこの距離でCauchy列になっているとする.
このときあるRiemann積分可能な関数f(x)があって
∫ 0~1 |fn(x)-f(x)|dx→0, n→1となるであろうか?

すなわちこのような関数の全体は完備であろうか?
残念ながらこのことは成立しない.これに対して,Lebesgueの意味で積分可能な関数の全体は完備である.
この事実は,Lebesgue積分可能な関数の全体の上で様々な解析をおこなうときに基本的な役割を果たす.
積分の一般論の構成方法としては,一般的には,Lebesgue方式とDaniell方式の2通りの方法がある.
Lebesgue方式(1902)では公理論的な測度論から出発し,そこから積分論を導く,という方法をとる.
一方Daniell方式(1918)では,基本関数族の上における基本積分の概念から出発し,まず積分論を構成し,積分論から測度理論を導く,という方法をとる.
ここではDaniell方式に従ってLebesgue積分論を解説することにする.


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch